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陸前高田に行ってきました。
4月1日の夜。東京を出発して 岩手県陸前高田市に向かいました。

たくさんの方の、想いと積めるだけの物資を積んで。

先方に行くと伝えたときに、「瓦礫ばっかりだし、通行止めだらけで地元民でも迷子になる。危ないから来なくても大丈夫。ありがとう。」って言われて。
それでも、その心配と迷惑を承知の上で 押しかけちゃいました。

自分の面倒は自分でみれるようにも準備して。 オムツも履いて。


震災から3週間。
ゆっくりだけど、確実に 1日1日変わる現地。

それでも、実際に どこまでもどこまでも広く続く 瓦礫だらけの景色の中に立ってみて、ただただ呆然と立ち尽くしました。

『瓦礫』なんて言うのは申し訳ない。 すべてが 誰かの日常と人生の証。

よくぞ、こんな状況の中で、本当に 本当に生き残ってくれたと、ただ感謝。



大切な人を想う。
私にとって 大切な人がいて。 その大切な人の大切な人も、私にとっては やっぱり大切な人。
大切な人が 大切な誰かを想い、笑ったり 哀しんだりする姿は、私にも伝染する。
世界中のみんなに きっとひとり位は大切な人が居て。
そしたら、大切な人の輪は どんどん広がって繋がるから、結局みんな 大切なひと。



ライフラインは まだ何も復旧していない現地。
それでも、朝 太陽が昇れば みんな動きだす。何しろ、動けるのは明るいうち。

友人は高台にある とある平屋に居た。
避難所ではないから恵まれていること、避難所でないからこそ困ること。

日が経つにつれ、それぞれ状況が変わり、個々で必要なものも変わっていく。
支援する側も、勝手な想像や妄想でなく、ニーズに合った支援をしていくことが大事。

震災以降、まだまだ日本中のみんなが 変なテンションで 心許なくて。
その不安定なモヤモヤを抱えて、それでも日常に戻っていく。
みんなそれぞれ 自分のペースで、モヤモヤを浄化(消化)していけたらいいな。
しゃん!とできるように。

おかしなテンションで わぁーっ!!って支援して、その後落ち着いて。
で、それから… 終わりじゃなくて、冷静に 情報を見極めて 考えて 行動する。継続する。


現地で思った。
個人レベルでの頑張り。そんなのみんな頑張っている。でも 個人レベルでは 限度がある。

毎日 あの変わり果てた景色を見せつけられて。
生活やら人間関係やら、条件やタイミング。
暗くて静かな夜。どうしたって いろんなことを考えるだろう。

命があっただけで幸せ。
それは本当にそうなのだけど、それだけでは この先 生きてはいけない。
すでに現地だは、それぞれが自主的に 考えたり動いたりして、独自のコミュニケーションができているけれど、やっぱり 行政の力が必要だ。

陸前高田市は、行政が壊滅してしまったから、お隣の大船渡市がカバーしてくれているそう。
だけど大船渡市だって 相当な被災地だもの。

大丈夫。街は必ず蘇る。 それは解っているし、疑ってはいない。
だけど、じゃあ いつ?どんな風に? 具体的な話にならなければ、希望にはならない。


東京では、陽射しや風に 春を感じられるようになってきた。
陸前高田の春は まだまだ先。
どこまでも広がる 泥や瓦礫の色。 あちこちに供えられた花にも 砂埃にまみれていく。

草や花。 命の息吹を感じられることが、こんなに幸せなものかと、今 窓の外を眺めて 想う。

出発する前日、家の近所で 桜を見つけた。
枝にふたつ花が咲いていて、嬉しくなって写真を撮った。

友人のお母さんに「高田の桜はいつごろですか?」って尋ねたら、「4月の終わりから5月のあたまねぇ〜。」って。
思わず、「楽しみですねー。」って言ったら、「松の木も 桜の木も、いっぱいあったのに みーんな一緒に流されちゃっってね・・・。」って。
陸前高田は とっても美しい街。 まさか こんなことになるなんて。ホントにとってもいい所なのよ…って。
今は 何事も無かったかのように 静かに水をたたえる 海を眺めながら言ってた。


こっちから、お稲荷さんやら玉子焼き・から揚げ・おしんこ… 持って言った。
上手じゃないけど 手作りのもの、配給されているオニギリやパンじゃないものって思って。
いろんな話をしながら、一緒に食べた。
「久しぶりに ちゃんとご飯を食べたって気がする。」 そう言ってもらえて、嬉しかったけど痛かった。

早く 春が、そして電気がやってきますように。

また、行く。
カテゴリ:のぽぽぉ〜ん。。。 | 12:48 | comments(0) | trackbacks(0)
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